借入の90%以上をメインバンクが占めるなか、売上が減少し、資金繰りが苦しくなってきたことから、ノーススターパートナーズに相談。
新たな借り入れをしても、返済が難しいということから、リスケを要請。
経費削減と同時に、売上の確保に取り組み、営業担当の社長の努力もあって売上は増加。
ところが、いっこうに資金繰りの苦しい状況から脱することができず、逆に売上が増加したことで資金繰りがさらに悪化。
原因は、売上の増加に際して、利益率の低い仕事を受注したことによる利益の低下。
得意先別、製品別貢献利益の把握ができないという事情から、改善の方向性を限界利益率と限界利益額のアップとし、改善指標を設定。
進捗管理を毎月実施し、資金繰りは好転。ここ数年は、手形を割り引くこともなく、資金繰りも困らない状況になった。
現在は、事業承継の取り組みを開始。