- 私は会社の代表者で、私名義の担保に入っていない不動産があります。ちなみに、現在はオーバーローン状態です。この不動産を妻の名義に変更をすることはできますか?
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可能ですが、状況によっては詐害行為と言われる可能性もあります。
状況によって、アドバイス内容が変わりますので、できれば個別相談でご相談をお願いいたします。 - 親族間での不動産の売買は可能ですか?
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可能です。ただし、金銭の授受は適切に行い、手続きの透明性(仲介業者を入れるなど)を確保することが重要です。
- 担保不動産を売却したいのですが、担保を外して売却できますか?
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原則は可能です。
ただし、極度額、複数の抵当権者の存在などの担保が設定されている状況、売却後の債務、返済能力など、取り巻く条件によって交渉の進め方や売却額、担保権者への返済額などが変わります。
詳しくは、個別相談でご相談をお願いいたします。 - リースバックをして自宅を守りたいと思っています。 その場合、何か条件はありますか?
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リースバック先を第三者とする場合は、売買と同時に賃貸契約及び買い戻しの契約や特約で追記するなどによって、賃貸と買い戻しを行うことを法的に約束します。
あくまで一般論ですが、リースバックの期間は、3年から5年が多く、中には10年でもOKという場合もあります。
リースバック期間中の賃料は利回りによって変わります。仮に利回りを10%とすると、(売買金額×10%)÷12カ月が月額賃料の目安です。ただし、あくまでも目安ですので、詳しくは個別相談などでご相談をお願いいたします。 - 担保に入っている個人の不動産はどうやって守ったらいいですか?
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状況によって、一概に言えませんが、親族など身内に買ってもらうか、第三者にリースバックし賃貸で借りるか、あるいは配偶者に生前贈与をするかです。
配偶者への生前贈与などの贈与による所有権の移転は、実行する時期によっては詐害行為に成りかねませんので、充分ご注意ください。