今日は、北海道の釧路に仕事で来ています。
昼間はあまり感じませんでしたが、夜はやはり北海道は寒いですね。
北海道でも、私の書籍を読んで、経営改善に取り組んでいきたいという社長がいらっしゃることに感謝です。
会社を再建するときにはいろいろなことに取り組んでいきます。
- 固定費の削減が可能かどうか
- 商品や顧客の見直し
- クロスセルやアップセル
- 商品顧客マトリックスによる商品と顧客の選択と集中
- 仕事そのものの仕方の見直し・・・など
その企業に応じて、再建の鍵(Key Factor for Sucsess)は違いますので、どの会社も同じことをやっているわけではありません。
このように、再建の戦略を検討し、具体的な行動に落とし込んでいくときに、必ずといっていいほど聞く言葉があります。
それは。
「うちにはそのやり方は向かない」
「それをするのは難しい」
「似たようなことはやったことがある」
「自分の業界には当てはまらない」 など・・・・・
今までと同じことをやっていて、再建や改善ができるわけがありません。
今までと変わらない「今」の延長線上は、やはり「今」です。
過去も、未だ来ていない未来も変えることはできません。
「今」から変えるしかないのです。
「今」を変えると、未来も変わるのです。
- やり方を変える
- 新しいことを実行する
- 自分の意識を変える など・・・・・
今までにないことに取り組んで行くから、新しい道が開けてくるのです。
今の器に入っている水を捨てると新しいきれいな水を入れることができるのです。
- 顧客や商品に対する今までの考え方
- 売上が大事という考え方
- 今までの営業活動や生産活動のやり方
そして、経営者自身の経営に対する意識や自信、過去のプライド
あなたは、これらを捨てることができますか?
私のクウライアントで、潔く、過去のプライドと仕事の仕方、考え方を捨てることができた経営者で、見事に再建をし、売上を12倍の140億にもした方がいらっしゃいます。
捨てると新しい「モノ」を入れることができるのです。
このように言っても、実際にはなかなか捨てられない方が多いのも事実です。
私は、こういう時にその方に次の質問をします。
「過去と未来とどちらが大事ですか?」
会社を再建し、再生させるということは、「今」の行動を変えることなのです。
あなたは、器の水を捨てることができますか?