私のデスクの前にある社内用の打ち合わせテーブルの上には、毎日、写真のような花が飾られています。
当社の秘書スタッフが、毎日生けてくれているからです。
一昨日は神戸で、昨日は京都で連日のセミナーでした。
それぞれ「1年黒字化再建(指導先黒字率97%)」、「返済猶予と別会社で再生するための17の秘訣」と言うタイトルのセミナーでしたが、さすがに2日続くと・・・。
ノドも少々痛く、2時間以上は立ちっぱなしで話をしていますので、腰も痛くて、結構疲れて事務所に帰ってきました。
そういうときに、迎えてくれるのは、スタッフ達の元気な声と明るい笑顔と机の前の花です。
どんなに忙しいときでも、このおかげで「ほっ」とします。
どうしても会社のオフィスというモノは、殺風景になりがちです。
ですので、KRBのオフィスには、少しでもみんなが気持ちよく仕事ができるようにと、観葉植物がたくさんあります。
これらはクライアントや関係先からいただいたものもあれば、自分で買ってきたものばかりです。
また応接の机は、全て人工的な机ではなく、自然の風合いの残る木を使った机を使っています。
社員全員の机は、全て木製です。イスも全員肘付きイスです。
当社は経営コンサルティング会社ですので、オフィスも商品であると私は考えています。
でも、それだけではなく、社員が、会社を誇りに思い、大好きになり、会社を大事にしようと思ってもらうためには、オフィスが清潔で気持ちよく、居心地のいい場所で、自慢のできるオフィスである必要があるのです。
仕事の生産性を上げるには、手法も重要です。
しかし、その手法を使うのも社員です。
私は、生産性を上げるためにももっと大事なことは、社員のモチベーションが高く保たれることだと思うのです。
社員が、大事にしてくれる会社、自慢できる会社、誇りに思える会社。
会社が利益を出し、売上を上げるためにも、まず経営者が考えるべきことは・・・。
「社員のために」
私は、経営者が持っておくべき理念の中で最も重要なことだと思っています。
当然、顧客も大事です。取引先も大事です。
しかしそれ以上に、経営者と同じ目標目的に向かって、全力を尽くしてくれる社員を大事にせずに、会社は成長できるわけがないと思うのです。