久しぶりのブログです。
今月の24日から、10回連続で、幻冬舎のWEBマガジン「BIZ-MAG」で毎月執筆を行います。
1回目のテーマは、「いいコンサルと悪いコンサルの見分け方」です。
東日本大震災の影響が、東北や東京の会社だけでなく、関西や中国、九州、沖縄など幅広い会社に出始めています。
また、このたびの東日本大震災が激甚災害指定されたことで、経済産業省や中小企業庁などから、被災地企業だけでなく他地域の中小企業にも含めて様々な支援策が打ち出されています。
その中に、政府系金融機関による融資があります。
これら政府系金融機関に、激甚災害指定による融資について、対象となる中小企業の条件などを確認するために、私が直接、電話で聞いたところによると、
- 被災地企業だけでなく、
- 関西の企業であっても、
- また直接、被災された企業でなくても
- たとえば、東京の会社と取引があり、それによって売上が下がった場合などの、間接被害があれば
融資の対象となるとの内容の回答を得ました。
しかし、実際に、政府系金融機関の窓口では、
- 被災地企業しか貸せない
- 間接被害の基準が非常に曖昧で、震災の影響ということでの融資をするつもりがないとしか思えないような対応
- 応対した担当者に震災の影響が出始めていることに全く危機感がなく、人ごと
というような打ち出された施策が全く意味がないような対応が見受けられています。
これでは、何のための激甚災害指定なのか!
全く意味がありません。
しかし、今の政府、内閣の対応、スピード感は鈍く、このままでは二次被害や二次倒産も現実的になってくるように思います。
全く、自分の力では思うようにならないことばかりです。
先週の土日と沖縄に行ってきました。
琉球海炎祭という日本で一番早い花火大会の花火を見に行くためです。
ここの事務局の方が言われていました。
今回の震災の影響を受け、本当に直前まで中止するか予定通り開催するかで非常に議論され、悩まれたそうです。
結果、開催されました。
非常に多くの人たちが県内外から見に来たそうです。
行き過ぎた自粛では、日本の経済は本当にダメになってしまいます。
震災の被害を受けていない地域、元気な地域は、いつも以上に元気で、明るく、経済活動をすべきです。
それが、東北の経済活動にもよい影響を与えることは間違いありません。
被害のない私たちこそ、今を生きるべきです。
大変な被害のこと、今も苦しまれている人がいること、困っている人がいること、そして大変多くの方が亡くなられたこと。
このことを絶対に忘れず、心に秘めて、「今を生きる」べきだと思います。
「今、あなたは一生懸命生きていますか?」
一生懸命生きると言うことは、自粛すると言うことではないと思います。
自分の生活を、毎日、精一杯、生きることです。
買い物もしましょう。
外出もすべきです。
花も飾りましょう。
たまには、食事も外でしましょう。
そして、今回の震災のことを忘れずに、自分にできることをしましょう。
コンビニに行ったらおつりのいくらかは募金しましょう。
こういうことの積み重ねが、今、必要だと思います。
テレビや新聞などをみていると、毎日、思うようにならないことばかりで、イヤになってしまいます。
しかし、私の力ではどうにもなりません。
だから、私は、今を生きることが大事だと思っています。
自分の「今」は、思うようにできます。
何か食べようと思えば食べればいいし、サボろうと思えばサボれるし。
「今」をどうするか。
「今」を変えることにチャレンジすることが、未来を変えることになると信じています。
未来は、今の延長線にあるのですから、間違いありません。
「今」の私たちがどう行動するか、どういうことを考えるかが、未来を変えると思うのです。
あなたは、「今」を一生懸命、生きていますか?
「今」を大事にしていますか?
明日の天気さえも変えられないのに、1年後の自分がどうなっているかもわからないのに。
それでも、未来ばかりに目を向けますか?
「今」を生きる!
思うようにならないことばかりだからこそ、今を生きる!
ここ最近の私の思いです。