今日は、
ある一つの大きな売上の壁を越えた企業と
壁を越えるために取り組んでいる企業の調査結果から、
2つのグラフを共有します。
まず、1つ目のグラフです。
このグラフは何を表しているグラフだと思いますか?

「新規得意先の開拓」が18.30%と最も多く、
次に「人材採用・育成」が18.0%、
「自計化」が17.10%と続いています。
4番目に「経営戦略策定」が13.7%、
「新規事業の取り組み」12.90%、
「生産性向上」11.70%、
「営業・商品戦略策定」が11.40%となっています。
新規得意先や新規事業など、売上を伸ばす系が52.3%と、50%を超えています。
それに加えて、財務系の自計化や資金調達が上位にいることもわかります。
このグラフは、
・10億を超えていない経営者の方々が、
・10億を超えるためには、
・何をやらなければいけないと考えているか
を示したグラフです。
売上アップを目指しているわけですから、売上を伸ばす取り組みが重要と考えている方々が半数以上いるということです。
なるほどです。
では、2つ目のグラフをみていただきたいと思います。
上位にあるのは、
中期経営計画11.71%、経営戦略10.81%、人材採用・育成9.91%です。
次に、新販路の開拓や新規得意先の開拓などの営業系が挙げられており、財務系の取り組みは下位になっています。
先ほどのグラフと違って最上位にあるのは、戦略系です。
この2つ目のグラフは、
・10億を超えた経営者の方々が、
・10億以下の時に、
・10億を超えるために何に取り組んできたか
を示したものです。
2つのグラフを比べてみると、
今、まさに売上を伸ばそうと取り組んでいることと、
売上の壁を越えて売上を伸ばしてきた人が、過去取り組んできたことが、
違っていることがわかります。
この2つのグラフは、単に、
10億を超える前の経営者と超えた経営者の取り組みの違いを表しているだけではありません。
2つ目のグラフはとても重要なことを示しています。
10億を超えた経営者は、
「売上を伸ばす取り組みも重要だが、
経営戦略や中期経営計画、人材採用育成といった中長期的な視点から、
戦略的に計画的に経営をすることがもっと重要だった」
と言っているのです。
言い換えると、こういうことです。
・目の前の売上を伸ばす取り組みはやりつつ、
・その取り組みも含めて、
・この先の課題は何で、
・その課題を乗り越えるために、
・何に取り組んでいくかを戦略的に計画していた。
実は、このような結果ができるだろうと調査前から予想していました。
しかし、これだけ結果にはっきり現れるとは思ってもみませんでした。
いかがでしょうか。
何となくかもわかりませんが、
3億5億10億を超えていくためには、どういう取り組みをしていけばいいかが見えてきたのではないでしょうか。
「わかった。計画的にやればいいんだな」
早合点はしないでください。
気になることがあります。
3億を超え、5億を超え、そして10億を超えた人たちが取り組んでいたことを、
みなさんの会社も取り組めば、3億、5億、10億を超えていけるのかということです。
実は、このことについてもすでに調査を行っています。
答えは「イエス」です。
同じことに取り組んだ会社の多くが売上を伸ばしています。
ただし、これには条件があります。
その会社の「ビジネスモデル」と「企業ステージ」によって、
その取り組みかたを変えなければいけないということです。
ビジネスモデルというのは、製造業とか卸売業ということではありません。
どのような顧客構造に対し、どういう営業・販路構造、商品力で収益を上げているかのことです。
これには、7つの重要なことがあります。
ビジネスモデルの捉え方と7つの重要なことは、10月のセミナーでお話をする予定です。
このたび始動する「10億の壁」突破プロジェクトでは、
このようにさまざまな調査結果をプロジェクトメンバーと共有します。
今日ご紹介したグラフもその一例です。
「3億、5億、10億と売上を伸ばしていきたい」
「利益とお金を残しながら、売上を伸ばしていきたい」
このような方は、是非、10月のセミナーにご参加ください。
セミナーのタイトルは、
「10億の壁」突破プロジェクト参画者募集セミナーですが、
10億だけではなく、3億、5億と伸ばしていきたい経営者
それも、
売上を伸ばすだけではなく、お金を残しながら売上を伸ばしたい経営者の方にお役に立つ内容です。
セミナーのURLは、こちらです。
https://northstar-p.com/seminar_application.html