常々、限界利益が大事とお話をしていますが、
今日は、売上を伸ばしている会社の共通点について共有したいと思います。
昨年から中小企業の再生と成長について、10000社を対象としたアンケートやインタビューによる調査研究を行っています。
その結果を分析すると、「えっ、そうなのか」というようなことがわかってきました。
今日は、その第1回目です。
「売上の壁」という言葉を聞いたことはありますか?
売上が伸び悩んでいる状態で、「成長の踊り場」とも言います。
なかでも一番よく聞くのが「10億の壁」です。
「10億の壁」の手前には、「3億の壁」「5億の壁」があります。
1億の会社が3億に
3億の会社が5億に
5億の会社が7億を超えて、10億に。
今日は、このように売上を伸ばしている会社と伸ばせていない会社についてです。
調査から分かってきたことは、
①3億、5億、10億と売上を伸ばしている企業が取り組んだことをみると、3億、5億、10億それぞれで共通点があり、その内容は7つに分類できる。
②同じ3億や5億、10億を超えた企業でも、企業ステージとビジネスモデルの違いによって取り組んでいたことが違う。
③言い換えると、同じ企業ステージで同じビジネスモデルであれば、同じ取り組みで壁を越えている。
④よく言われる「仕組み化」で売上の壁は超えた会社は、ほとんどなかった。
⑤売上の壁を超えていった企業と超えたいのに超えるのに苦戦している企業を比較すると、取り組んでいることに決定的な違いがある。
⑥売上の壁を超えるにはお金が必要で、そのお金を借り入れでまかなうのか、利益で確保するのかによって、そのあとの成長のスピードが全く違っている。
⑦人材が育っていなくても、優秀な人材が少なくても、売上は伸ばすことができる。
など、多くのことがわかってきました。
ざくっと一言で言うと、
「売上を伸ばし、売上の壁を超えるには、ビジネスモデルと企業ステージによって超え方が違い、それは7つの行動がある」
ということです。
これらの詳細は、10月に開催するセミナーでお話する予定です。
「3億、5億、10億と売上を伸ばしていきたい」
「利益とお金を残しながら、売上を伸ばしていきたい」
セミナーのタイトルは、
「10億の壁」突破プロジェクトですが、
10億だけではなく、3億、5億と伸ばしていきたい経営者
それも、
売上を伸ばすだけではなく、お金を残しながら売上を伸ばしたい経営者の方にお役に立つ内容です。
興味のある方は、是非ご参加ください。
セミナーのURLは、こちらです。