おはようございます。
ノーススターパートナーズの椢原です。
先日のメルマガで、あなたの会社が、これからも売上を着実に伸ばし安定させるために、
①あなたの事業が、3年後5年後どうなっていくのかを分析すること。
②今の事業で売上を伸ばしていくための競争優位戦略を持つこと。
の2つが大事だとお伝えしました。
この①と②の具体的な方法については、3/25、13時からのビジネス研究会でご説明しますが、これと関連して「勝ち組」になるための重要な考え方を一つお伝えしたいと思います。
誰しもが、「売上をあげたい」「利益を増やしたい」と考え経営をしていると思います。
しかし、今のやり方よりも確実にその売上を伸ばし、利益を増やす方法があるにもかかわらず、残念ながらそれを知らない経営者、知っていてもなぜか実行しない経営者の方々が意外にも多くいます。
逆に、真面目に実行し、売上を伸ばし利益を生み出し続け、業界トップの地位を維持ししている「勝ち組」と言われる大手企業を列挙してみたいと思います。
ここでいう「勝ち組」は、経営環境の変化に適応し、売上高だけではなく経常利益をしっかりと生み出し続けている企業のことです。
マクドナルド、トヨタ、吉野家、すき家、サイゼリア、ユニクロ、ニトリ、ZOZO、ソフトバンク、UQモバイル、au、星のや、スターバックス、Apple、セブンイレブン、ソニー、モスバーガー、シャープ、スズキ、ケンタッキー、Amazon、キーエンス、今治タオル、ファンケル、ワークマン、しまむら など。
これらの企業全てに共通していることがあります。
何だと思いますか?
それは、「教科書に則った経営」です。
「教科書に則った経営」とは、自己流の意思決定や判断、管理法ではなく、先達と言われる企業や経営者が実行し成功してきた方法をそのまま自社に取り入れて実践することを意味します。
これらの企業は、先達の経験や知識を自分のものとして真摯に受け入れ、そこに自身の知恵を付加し、戦略として実行しています。
大手企業だけでなく、中小企業でも「教科書」を学び、それを実践することで、会社が抱える問題を解決し、業績を伸ばしている会社はたくさんあります。
「教科書に則った経営」が、効果の高い戦略を打ち立て、会社を変革し、業績を上げていることが証明されているのです。
「勝ち組」は、世の中の誰もが思いつかないことを考え実行するのではなく、過去多くの企業が実践してきた理論を知り、そのなかで自分の会社が必要なものを実践した結果だと言えます。
実は、弊社KRBコンサルタンツでも、コンサルティングの進め方や仕事の役割分担、オペレーション、時間管理、指導先管理などにおいて、過去の先達の経営理論や研究結果を20年以上前から実践することで、大手コンサル会社を上回る高い生産性を維持し続けています。
経営理論を使って言うと、「規模の経済性」ではなく、「リソース・ベースト・ビュー」を「VRIO」で分析し、そこから明らかになった「模倣困難性」を踏まえて、「差別化集中戦略」を検討し、言葉通りまさに集中して経営をしてきたということです。
この「リソース・ベース・トビュー」「VRIO」「差別化集中戦略」は、私たち中小企業が必ず知っておかなければならないくらい重要な経営理論です。
このようなことについて、3/25、13時のビジネス研究会はお話する予定です。
よく、「理論を勉強しても、役には立たない。実務と違う。」と聞きます。
私自身も以前はそう思っていました。
しかし、私自身、20年以上前に経営理論に基づいて仕事の仕方や戦略を見直し、実践した結果、大手に負けない高い生産性を生むことができ、今までそれを維持してこれたのです。
私自身が実践してきたことから、「理論と実務は違う」というのは、間違いだと断言できます。
先行き不透明なこういうときこそ、理論を実務にどう活かすかが大事であり、それをできる企業が勝ち組となり、生き残っていけると思うのです。
経営においては、過去から数多くの企業が、営業や販売、経営管理、組織、人事、事業承継、商品開発、ファイナンスなどで悩み、これらの問題を解決してきた事例とその理論が公表されています。
これらを学び、実践することが「教科書に則った経営」です。
私が言う経営理論は、学術書などを読めば、誰でも学び実践することができます。
とは言え、実際に学術書を読む時間が経営者にあるのかとなると、難しいと思います。
だからこそ、経営理論を学べる場があれば、何をおいても学んでいただきたいのです。
3/25は、少し難しいお話をすることになります。
■ポジショニング・ビュー
■プロダクト・ライフ・サイクル
■リソース・ベースト・ビュー
■VRIO
■3つの戦略 など
しかし、間違いなく、あなたの会社の経営を大きく変えることになるくらいの大事な知識を得ることになります。
・勝ち組を目指したい経営者
・自己流から脱したい経営者
ご参加をお待ちしています。
3/25 お申し込みはこちらから ⇒